子育てとお仕事を両立しつつ自転車も楽しむ名人。旦那さんを巻き込み、家族で大会に出ることも。興味を持ったことにはどんどん挑戦する、フットワークの軽い自転車乗りです。
■自転車に乗るきっかけ
2度の出産を経て仕事に復帰し健康維持のため運動しようと思ったことがきっかけで、家から駅までなんとなく乗りはじめたクロスバイク。
子どもさんをストライダー(ペダルがなく足で地面を蹴って進む自転車)で遊ばせていたところストライダーのレースがあると教えてもらい、出場させて応援していたら自転車がとても楽しそうに見えたのだとか。
自転車乗りの弟さんに相談すると、マウンテンバイクをすすめられ、準備期間の短さに心配されつつも、乗り始めて2ヵ月後のシクロクロスの大会に出たところ、楽しさに夢中になったといいます。
山に行ったりいろんなレースに出たりしている内に、友達がどんどん増えていったそうです。マウンテンバイクだと担ぐときに大変なのでシクロクロスの自転車も買って、今では3台持ちに。距離が決まっておらず好きなポイントを通過していくオリエンテーリングのような大会など、家族全員で参加することもあるそうです。
■しんどいけど乗る
神社やお寺のある「昔の奈良」、木や土の匂いのする「山の景色」などの場所を走るのが気持ちいいと語る遠藤さん。
グランフォンド吉野でショートコースに挑戦したときは、渓流の見える杉の木立の林道などいつもと違う景色に新鮮さを感じたそうです。しんどかったけどまた走りたいなぁと、仲間と一緒に今度はロングコースへの挑戦も検討中なのだとか。しんどいけどやりたくなるのは、奈良の歴史や自然と自転車の爽快さが絶妙なバランスで成り立っているからでしょうか。春日大社や若草山、室生寺ルートのあたりなど遠藤さんには走ってみたい場所がたくさんあるといいます。
そんな遠藤さんのおすすめは秋篠ルートと富雄川ルート。道も広くておすすめのお店も多く、寄り道しながら楽しむのにも向いているそうです。